-公益法人向け会計ソフトの進化-
通常の会計ソフトがクラウド化するように、公益法人向けの会計ソフトもクラウド化し、さらにFintech機能(銀行口座、クレジットカードとの連動)の追加、給与計算や請求管理ソフトとの連動、稟議書システムとの連動といった進化が進んでいます。
当事務所は、公益法人のクラウド会計ソフトの導入を積極的に支援しています。クラウド会計ソフトと連動する給与計算、請求管理、稟議決裁ソフトの導入を一体として支援することで、日々の事務業務(特に2重入力)の削減を積極的に進めています。
当事務所が導入・運用をサポートする公益法人向け会計ソフト(FX4クラウド(公益法人用))は以下のような事務省力化の仕組みがあります。
①伺書作成機能
FX4クラウドには、支払いや購入の伺いをWebブラウザーで入力し、承認する伺書作成機能が会計ソフトに搭載されています。
そのため複数の拠点がある公益法人でこれまで紙で決裁を回覧していた法人は、FX4クラウドを導入することでWebで回覧・承認することが可能になります。
さらに、承認をされた伺書は会計データとして連動するため、伺書で決裁を取った購入商品や金額を経理担当者が2重入力する必要がありません。
②銀行取引等のデータ受信(フィンテック[Fintech]機能)
FX4クラウドでは、複数の金融機関(銀行や信販会社)からインターネットを利用して取引明細データを受信し、仕訳計上する機能を提供しています。
現在通帳等から転記入力している場合は、当機能の利用で月次の仕訳入力事務が大幅に省力化できます。
③共通費の自動配布機能
FX4クラウドには、管理費から管理費、管理費から事業費など、任意の科目間で共通費を自動配賦できる機能があります。また、財務諸表上の会計区分間で配賦を行う場合は、「他会計貸付金」「他会計借入金」など内部取引科目を経由して配布することが可能です。
<当事務所は、TKC全国会 公益法人経営研究会の会員です>
TKC全国会 公益法人経営研究会(略称:TKC公益研)は、TKC全国会の中でも、特に公益法人会計に精通した北海道から沖縄までを網羅する1,000名超の会員により構成されています。私たちTKC公益研会員は、一般社団・財団法人の新規設立、移行認定申請のサポート、公益法人会計基準への対応、税務申告対応、改正消費税の対応等、会計・税務全般のご支援を行っています。併せて会計システム対応等のご支援を行っており、全国の拠点でセミナーを開催するとともに、専門書籍や「Q&Aシリーズ」などの支援ツールを開発・提供するなど積極的な支援活動を展開しています。