-2024年-
皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
猛烈な雨に酷暑と激しい天候が続きましたが、季節は、11月7日頃から「立冬」に入ります。暦の上では読んで字のごとく、冬のはじまりのことを指します。実際に本格的な冬らしさがやってくるのはもう少し先でしょうが、夏に比べて日が暮れるのが随分早くなったことが感じられます。
立冬のころには、白菜や大根、エノキなど鍋料理にぴったりの食材たちが旬を迎えます。季節の変わり目に風邪をひかないよう、温かいお鍋を食べて身体を内側から温めるのがおすすめです。
過ごしやすい季節の到来とともに、食べ過ぎに注意して勉強にも力を入れるべく税法等の書籍を購入するも積読ばかりの今日この頃です。この姿勢を猛省しながらも、理解力、記憶力、集中力も落ちなかなかうまくいきませんが、日々の「知識の仕入れ」に努めてまいりたいと思います。
皆様におかれましても、どうぞ心身のご健康にご留意なさって、楽しい日々を送られますよう心掛けてください。
(松本 浩伸)
10月に入り、朝晩の涼しさが一層心地よくなり、秋の訪れを感じます。
この季節は、様々なことに挑戦したくなる時期ですよね。
前回の事務所通信に引き続き、今回のテーマも、私にとっての“〇〇の秋”について。
まずは「運動の秋」。私が取り組もうとしているのが「あさんぽ」です。朝の散歩を通じて体と心のリフレッシュを目指しています。特にこの時期は、朝の澄んだ空気が心地よく、日中の活力を得るにはもってこいの時間帯です。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、自然な睡眠リズムが整うそうです。また、歩きながら自然の景色を眺めたり、考えを整理する時間は、精神的なリフレッシュにも役立ちそうですよね。
次に「勉強の秋」。私は今、仕事関連の試験に向けて勉強に励んでいます。秋は日が短くなり、夜の時間が長くなるため、集中して学習に取り組むには最適な時期です。さらに、あさんぽを日課にすることでリフレッシュでき、勉強の効率が高まるのではないかと期待しています。体を動かしながら頭をクリアにし、その後の勉強により一層集中できるという相乗効果を狙っています。
そして、「食欲の秋」。やはり秋は美味しい食材が豊富ですよね。最近、地元の情報誌を見ながら新しいお店を開拓する楽しみも増えています。旬の味覚を少しだけ取り入れることで、季節の変化を楽しみながら、バランスよく秋を過ごしたいと思っています。
皆さんも、ぜひ自分に合った秋の楽しみ方を見つけてみてください。
(大石)
朝晩の気温が少しずつ涼しくなってきておりますが、皆様、お元気にお過ごしでしょうか?
私は四季の中で秋が最も好きなのですが、温暖化の影響なのか、年々、春と秋の期間が短くなってきているような気がしています。秋好きとしては悲しい限りです…。そんな貴重になってきている秋ですが、よく、“〇〇の秋”という言葉が使われますよね。皆様にとっては、どんな秋がしっくりきますか?私は長年断トツで“食欲の秋”を楽しんでおりました。秋が旬の食べ物で嫌いなものはないのではないかというくらい、全てが好きなのです。今年も盛大に秋の味覚を味わい尽くしたいと思います!
そして、今年はもう一つ、“読書の秋”に挑戦したいと思っております。お恥ずかしながら、昔から長文を読むのが苦手で、読書を避けている節がありました。苦手なことでも、手を出してみると意外とハマるということもあると思いますし、何より、読書を通じて世界観や価値観が広げられるような気がしています。
そんな私ですので、気になって買ったものの、眠ったままになっている本が数冊あります。その中の一つに、三笠宮家の彬子女王が書かれた『赤と青のガウン オックスフォード留学記』という本があります。皇室の方のざっくばらんな留学記ということで、とても興味を持ちました。初めの方だけ読んだのですが、イギリス滞在の際、英語の全く話せない側衛の方が迷子になってしまい、彬子女王が逆に探したこともあるというエピソードが載っていました。その他、怖い教授の話や学食など、遠くかけ離れた存在だと感じる皇室の方が一般人の我々と変わらない価値観で体験記を綴られているのが、なんとも不思議な感じがして、読み終わるのが今から楽しみです。そして、この波に乗って、読書家を語れるくらい定期的に読書を楽しめるようになれたらいいなと思っております。
読書初心者の私でも読みやすく面白いおすすめ本がありましたら、ぜひ教えてください。
(中村 友紀)
「税務」-「雑収入」、正しく計上していますか?
会社の通常の事業とは関連しない「営業外収益」のうち、少額なものや、たまたまの取引で得た収益は、実務上「雑収入」として計上します。雑収入は、通知があった時や債権が確定した日に収益計上すべき取引であり、税務調査でも期ずれを指摘されがちです。たとえ少額であっても漏らすことなく、正しく計上しましょう。
「経営」-会社の将来のために! 貸借対照表の「磨き上げ」を
1年間の経営成績を表す損益計算書に対して、過去から現在に至るまでの経営努力の結果を示しているのが、貸借対照表です。財産や債務の内容、利益や損失の過去からの蓄積が表れている貸借対照表の「磨き上げ」をして、今から将来に備えておきましょう。
「労務」-パート・アルバイト等の社会保険加入を考える
「年収の壁(106万円)」などで話題に上ることが多い社会保険(厚生年金保険・健康保険)。政府はいま、「多くの人に手厚い社会保障を」との方針のもと、社会保険適用拡大の制度改正を進めています。令和6年10月から「従業員数51人以上」の会社が義務的適用となり(現行は「従業員数101人以上」の会社が義務的適用)、社会保険の新たな加入対象者となります。なお、従業員数をカウントする際は、店舗や工場等の複数の拠点を持つ会社では、全拠点の従業員数を合算する必要があることに注意しましょう。新たに社会保険に加入した従業員の手取りが減らないよう、手当を支給するなど収入を増加させた場合は、「キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)」の活用が可能です(令和8年3月31日までの措置)。
【お知らせ】
以前ご案内しております「請求書・事務所通信の発送方法」についての返信がまだの関与先様は、お早めにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。5月にパートタイムで入社いたしました、高岡久瑠美と申します。少しばかり自己紹介をさせていただきます。
祖父母、両親から始まり私も生まれも育ちも北条で独身時代は過ごしました。現在は家庭を持ち、松山に住んでいます。家庭では小学生1人、幼稚園児2人の子供3人の母親として毎日慌ただしく賑やかに過ごさせていただいております。右も左もわからない仕事に悪戦苦闘しながらでも、事務所の雰囲気が大好きで日々先輩方の優しさに救われながら学ばせていただいています。
新人として至らない点もあるかと思いますが、精一杯頑張りますので皆様のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
(髙岡 久瑠美)
6月末からパート勤務しています、井上恵理と申します。前職では金融機関に勤めておりましたが、会計・税務の業種は未経験です。仕事を通して、関わる全ての皆様から多くのことを学び、持ち前の明るさで精一杯頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。関西(西宮)に数年ほど住んだこともありましたが、北条で生まれ育ちました。自然豊かな北条が好きです。それもあり、観葉植物や多肉植物が好きで、グリーンを扱うお店によく行きます。いつか、サボテンやアガベなどでドライガーデンを作ることが夢です。
先日、息子たちと一緒に、中山町にあるなかやまフラワーハウスへ行ってきました。
ここは入館料も無料の植物館となっています。もちろん購入することもできます。すぐそばには、栗の里公園という広い公園もあり、長いローラー滑り台があるので、息子たちも何度も滑って楽しんでいました。
おすすめスポットです!ぜひ、行ってみてください。
(井上 恵理)
「金融」-金融機関は融資審査でココを見る!
融資審査にあたり、金融機関が重視するのは、主に①貸したお金は何に使われるのか?(資金使途)②貸したお金はきちんと返済されるのか?(返済能力)――の2つです。金融機関からすれば、「将来、返済するためのお金(返済原資)」を生むものでなければ、融資は難しくなります。社長自身の言葉での説明が明確で、かつ具体的であればあるほど、金融機関は融資実行を判断しやすくなります。また、年1回の決算書に加え、「TKCモニタリング情報サービス(MIS)」を通じての、積極的・定期的な情報開示は、金融機関との信頼関係をより深める「第一歩」です。
「税務」-その支出、本当に「修繕費」でいいの?
「修繕費」とは、会社が保有する固定資産の通常の維持管理と原状回復にかかる支出を指します。修繕費は、当期の費用として計上することができます。修繕費と迷う支出に、「資本的支出」があります。新たな機能の物理的な付加や品質・性能の向上によって、固定資産の価値や耐久性をアップさせるような修理・改良を行った場合の支出が該当します。この場合には固定資産として計上し、法定耐用年数の期間中、減価償却費(費用)として計上しなければなりません。修繕費か、資本的支出か。判断に迷ったら、ぜひ当事務所までご相談ください。
「労務」-押さえておきたい「残業手当」の基礎知識
残業手当は、会社が定めた「所定労働時間」を超えて労働させた場合に従業員に支給する賃金のことで、時間外労働手当とも呼ばれます。残業手当が支払われないと、従業員の離職につながるだけでなく、訴訟に発展してしまうおそれもあります。「労働の対価」という考え方のもと、適切に支給しましょう。
【お知らせ】
先月ご案内しております「請求書・事務所通信の発送方法」についての返信がまだの関与先様は、お早めにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
暑い日々が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。昔は夏休みや花火大会、お祭り等で楽しみな時期でしかなかったですが、今となっては夏が近づいても「決算。。。」「源泉(納期特例)。。。」くらいしか頭に浮かばず、それに加えてこの暑さ、、、超絶暑がりの私にとっては、一年で一番苦手な時期に入ってしまいました。みなさんは夏は好きですか?
おすすめの過ごし方等あれば是非教えてください。
ところで、6月下旬からは東京都知事選の話題がよくあがっていて、以前このコラムでも少しお話しした元安芸高田市長の石丸さんも出馬されていたので私も気にしていたのですが、テレビとネットで各候補者の取り上げられ方や情報がかなり違っていて、それぞれ思惑が見て取れ、選挙は奥が深いというか、一筋縄ではいかないものだなぁと素人ながら感じました。
ただ、今回は新たな台風の目もあり注目度も高く、平成以降では2番目の高さの投票率だったそうです。特にネットでの情報発信・拡散の影響が大きかったようで、選挙の在り方や制度について、今後また状況が変化する兆しも見えました。
会計についても、インボイスや電子化等ここ数年でかなり変化し、良い変化も悪い変化も不可抗力で進んでしまうので、時代の変化に乗り遅れないよう、そして現場で戦われている皆様のお役に立てるよう、いろいろなところにアンテナを立てて情報収集・能力向上に努めたいと思います。
なお、以前私がコラムで「エサをあたえないでください」とお伝えしましたが、撤回します(笑)。この暑さの中、少しの癒しが非常にありがたいので、脂肪との戦いは一時休戦し、皆様からの癒し(特にひんやりしたもの)を大歓迎しております。
暑い日が続く中、お忙しいとは思いますが、皆様ご体調には気を付けてお過ごしください。それではまた。
(山本 高明)
「税務」-給与計算担当者のための「定額減税」取扱いの最終チェック
令和6年6月から「定額減税」が始まります。所得税の定額減税は、原則として、年末調整時の「一括控除」が認められておらず、月次での対応が必要になります。6月以降の給与計算事務をスムーズかつ適切に実施できるよう、次のことを準備しておきましょう。
(1)控除対象者の確認と減税額の確定
(2)「各人別控除事績簿」の作成
(3)給与等の明細書の様式の見直し
「経営」-「交際費」、安易に使っていませんか?
令和6年度税制改正で、法人税において交際費等から除外される1人あたりの飲食費の基準が5千円以下から1万円以下に引き上げられました。とは言え、会社のお金を安易に使うのは考えものです。そもそも「交際費等」とは、会社の売上や利益の維持・増加、円滑な取引の継続等のために支出するものです。そのため、交際費等が使われている実態が、個人的な友人とのゴルフや家族との飲食のような、役員の私的な支出であれば、役員への給与とみなされ源泉所得税が課されることになります。「経費になるから」と公私混同はせず、適切な支出を心がけましょう。
「税務」-デジタル化への対応で税務手続がスムーズに!
現在、国税庁は「あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会」を目指して、税務手続のデジタル化を推進しています。中小企業等にとっては、以下のような点で利便性が向上しています。
(1)キャッシュレスで「行かない」納付
(2)年末調整の簡略化
(3)個人の確定申告は「書かない」時代に
税務手続のデジタル化は、従業員の対応を含め準備が必要になります。当事務所と一緒にデジタル化を進めましょう。
少しずつ夏が近づいてきましたね。午後からは冷房が欲しくなるようになりました。
事務所内は、3月決算の申告も終わり、年末からのバタバタから少し落ち着いた雰囲気に変わったような気がします。私だけかもしれませんが・・・。
というわけで、請求書のメール送付に手を付けてみました。(同封している、別紙をご確認ください。)以前から取り掛からなければ、と思いながら後回しにしていましたが、事務所通信のデジタル版が出たことに後押しされて、重い腰が上がった次第です。請求書の発送が遅くなりつつあることに加え、郵送にも時間がかかっており、関与先様には大変ご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。メールに変更した際は、遅くとも翌月5日までには、いや3日までには送付できるかと思います。メールで受信された際の注意点としましては、電子帳簿保存でお願いします。そのままPDF保存ですよ!紙で出して保存しないでくださいね。証憑保存機能をご利用の関与先様は、印刷をポチッとするだけで証憑保存機能に保存可能なので、楽ですよね。利用方法がご不明な方は、担当者までご連絡を願いします。
事務所通信もデジタル化になります。ということは、この要約版事務所通信も無くなるのでしょうか?まだ、所内でも決まっていません。裏面のコラム、私的には半年に1回くらいのペースで回ってくるので、そんなに負担は感じていませんが、職員の中には「今月、私の番ですか…?(*_*;」と、嫌がられていたりもします。忙しい時期の依頼は、こちらも嫌です。でも時々このコラムを読んでいただき、感想をいただくことがあります。読んでくださり、感想が聞けるということは、とてもうれしいです。職員の負担のない程度にホームページのどこかで継続するかもしれません。その時は、またお知らせいたしますね。
ひとまず、こちらは今回が最後になるかもしれません。
毎月ご覧いただき、ありがとうございました。
(阿部 恭子)
「経営」-小さな会社の値決め戦略
「値決めは経営」と言われるほど、経営において重要な位置を占める価格設定。資源価格や原材料価格の高騰を受け、製品・サービス等のコストは上昇傾向にあります。また、賃上げ機運の高まりもあり、人件費の増加も見込まれます。適正な利益を確保し、日頃、頑張ってくれている従業員に報いるためにも、適切な「値決め」がますます重要になっています。自社の値決めの方針についてあらためて考えてみましょう。
「税務」-中小企業向け「賃上げ促進税制」のポイント
企業の賃上げを応援する税制として設けられた「賃上げ促進税制」。従業員に対する給与等の支給額(雇用者給与等支給額)を前年度よりも一定割合増加させた場合に、賃上げ額の一部を法人税から控除できる制度です。
令和6年度税制改正により、適用期限が3年延長され、最大控除率もアップ。加えて中小企業については、赤字であった、もしくは大きな黒字ではなかったために税額控除をしきれなかった場合に、最長5年間、未控除額を繰り越せるようになりました。
「労務」-中小企業のためのメンタルヘルスケアの基礎知識
5月から6月にかけては、季節の変わり目とも相まって、メンタルヘルスの不調を訴える人が多くなるシーズンです。1人ひとりの従業員に本来の力を発揮してもらうには、企業におけるメンタル面での健康を守る取り組み(メンタルヘルスケア)が大切です。メンタルヘルスケアの第一歩は、従業員自身にメンタル面のセルフケアに取り組んでもらうことです。従業員がメンタルヘルスの変化に気づき、セルフケアに取り組むきっかけの1つとして「ストレスチェック」があります。積極的な活用を検討しましょう。
皆様今年のGWはいかがでしたでしょうか?私は1年ぶりに家族でキャンプに行ってきました。約2年前にキャンプ用品を揃え始めましたがここ1年間は全く行っておらず、ただただアイテム数が増えていくだけの日々でしたが、やっと揃えた道具たちが活躍してくれる日がきました。準備と片付けをほぼ一人でやったため大変でしたが、楽しみが勝つと自然と体が動くものですね。子供たちも楽しんでくれていたと思います。
話は変わりますが、今月は私の誕生日月で、今年で38歳になりました。38歳の抱負としては、ここ数年、動画やネットばかりで全然本を手に取っていないので、本を読むことに取り組みたいなと思います。経済や経営に関する本を中心に読んでいこうと考えてますので、おすすめの本があれば是非ご紹介していただけたらと思います。
いつかはふらっと一人キャンプに行き、焚火をしながら本を読む、みたいなことができたら最高ですね。その時のために一人キャンプ用の道具も少しずつ揃えていこうと思います。
(時岡 祐也)
「税務」-所得税・住民税の「定額減税」のポイント
令和6年度税制改正により、6月から納税者(合計所得金額1,805万円以下の給与所得者と個人事業主等)と、その配偶者を含む扶養親族1人につき4万円(所得税3万円・住民税1万円)の定額減税が行われます。
所得税については、6月1日以後最初の給与等の源泉徴収される所得税から減税額を控除。控除しきれない場合は、減税額に到達するまでそれ以後の給与等の支給時に順次控除する仕組みのため、給与計算の担当者は注意が必要です。
「労務」-従業員の残業時間を正しく把握していますか?
令和2年から行われている中小企業の時間外労働(残業)の上限規制。令和6年4月1日から建設業・自動車運転の業務・医師に対する猶予が終了し、「残業」への社会の見方がより厳しくなると予想されます。これを機に自社の残業の状況を再確認し、適切な労務管理に努めましょう。
「法務」-令和6年4月1日から義務化!相続で不動産を取得したら登記が必要です
相続によって取得した不動産(土地・建物)の登記(相続登記)がされないまま相続が繰り返され、登記簿上の所有者がわからない「所有者不明土地」が全国で増加しています。その発生予防の一助として、令和6年4月1日から、相続した不動産について不動産登記簿の名義を変更する「相続登記」が義務化されます。
なお、相続登記の期限までに遺産分割をまとめることが困難なときは、令和6年4月1日から新たにスタートする「相続人申告登記」という手続きを活用すると良いでしょう。
皆様、確定申告お疲れ様でした。
今年はインボイスやシステムの切替えが重なり、事務所のメンバーもかなり残業が発生してしまいました。毎年、確定申告が終わると、来年こそはもっと楽にしたいと思うので、今年こそはその気持ちを忘れず、人の採用と仕組み作りを頑張っていきたいと思います。
前回の事務所通信(2023年8月)で下期は①M&A支援②RPA導入③ダイエットと書きましたので、今回はその振り返りをしたうえで、今年の目標を書きたいなと思います。
2023年度について
①M&A・事業承継支援
M&Aは下期で3件お手伝いさせて頂きました。パン屋さん、金属加工、ハウスメーカーと規模も業種もバラバラですが、3社とも愛媛の案件のため、継続してサポートできればと考えております。
②RPA
人手不足のために導入をしたいと考えていましたが、そもそも導入をする人と時間が無く断念しました。人手不足の解消のためにシステムを入れようとしても、人と時間が無いからできないというジレンマで、難しさを感じています。一旦ストップし、まずは人を取ることからスタートしたいと思います。
皆様、もし会計事務所や会社の経理経験者、金融機関経験者で良い方がいればご紹介ください!
③ダイエット
月に3回はジムに行く!とジムに通っていましたが、3月の確定申告でジムに行けず、その後の飲み会で全て元に戻ってしまいました。今年はまだ9カ月残っているので今年こそダイエット!
今年度について
先日子どもの同級生のお父さんから趣味は何ですか?と聞かれ、ひたすら仕事しかしてないですね…
と答えました。このままではまずいので、今年は仕事以外の時間を見直してみようと思っています。
まずは、子供が最近はまっているヨーヨーに一緒にチャレンジしてみます。皆様仕事以外の時間ってどうされてますか?
(白石 新)
「会計」-決算の準備はお早めに!スムーズな決算のための最終確認事項
3月は企業の決算が集中する月です。決算を迎える企業は、決算日までに次のような点を確認しておきましょう。
○請求を再確認する
○滞留・不良債権への対応を検討する
○不良在庫は決算日までに処分する
○固定資産を確認する
○仮払金等を精算する
「経営」-「お金がない!」にさよなら「キャッシュ・フロー経営」で安心の経営を!
手元により多くのキャッシュ(現金・預金)を残すことを重視する経営を「キャッシュ・フロー経営」といいます。資金の入りを「多く・早く」、資金の出を「少なく・遅く」することがポイントです。自社の仕入から販売、支払い、回収までのサイクルを確認することが重要です。
「労務」-令和6年4月からルールが変更に!「労働条件」を従業員にはっきりと伝えていますか?
新たな従業員の雇用や、有期雇用の従業員との契約更新の際に義務付けられている「労働条件の明示」。そのルールが、令和6年4月1日から変わります。令和6年4月1日以降、新たに書面で明示すべき事項が本編に掲載されています。改正点の確認とともに、自社の労働条件およびその明示の方法を見直してみましょう。
共同体の可能性
昨年8月の誕生日を境に、健康保険が社会保険から後期高齢者医療保険に移行した。その意味するところは自分でもよく分からないが、とにかく老人の、それも後期の老人の仲間入りをしたということだろう。なんとなく自分も年を取り、引退の時期が来たのか、と思わせられる。現役から退いた後は、多くの人が、家に閉じこもったり、病院通いに精を出したり、中には老人性うつ病に掛かったりする人もいる。老人が社会から孤立すること、これが大きな問題ではないかと思う。先日、井上ひさしの「ボローニャ紀行」という本を読んでいると、ボローニャの演出家にして劇作家と俳優をも兼ねる若者が、ホームレスの人たちに演劇を指導し、演劇を通じてホームレスの人たちの社会参加を支援している活動が紹介されていた。老人とホームレスを同列に論じることについては異論があるかもしれないが、社会から隔離されているという点において、問題は通底していると思われる。次に、井上ひさしと若者の対話。
(井上)「どうしてホームレスの皆さんが芝居なんてものをするんですか」
(若者)「仕事がなくなる、住むところもなくなる。すると人間はどうなるだろうか」
「・・・どうなりますか」
「自分の殻の中に閉じこもるようになる。自分と外部との間に厚いシャッターを下ろす。ところで芝居というものは、みんなが力を合わせることをしないと、できあがらない」
「つまり、芝居の熱が殻やシャッターを溶かす?」
「その通り。みんなでわいわいやっているうちに、心がやわらかくなり、自分と外部との境がなくなる。そして、そこへ観客の笑い声や拍手が加われば、自分と外部とが完全に溶け合って、だれもがもう一度、外部を信じようという気になるんだよ。」
(「ボローニヤ紀行」井上ひさし 文春文庫より)
老人にしても同じではないだろうか。私自身、いつか家に閉じこもり、他人と話すこともなくなり、うつうつとした生活に落ち込んでしまうことにもなりかねない、と真剣に考える。そんな時に、みんなでわいわいやって、周りから笑われたり応援されたりすれば、ますます元気に、何かをやろう、という気持ちになるのではないか。少しは社会の役に立つ活動ができるのではないか。そんなことを考えている。そんな考えていることの一つが、農園である。子供から老人まで集う「わいわい農園」はどうだろうか。
最近の物価高騰を考えれば、子育て世代には、野菜を自家栽培し、成長期の子供にふんだんに野菜を食べさせられる。
耕作放棄地の解消に役立つ。
老人の経験を活かし、大いに体を使ってもらう。後期高齢者の医療費の削減に寄与する。
等々、まだまだいろいろな効果が期待できると思うのだが。
(白石 功)
「経営」-商売繁盛の2つのカナメ!「日々の記帳」と「月次決算」
商売繁盛の「カナメ(要)」となるのが、「日々の記帳(毎日、会社で会計データ〈仕訳〉を入力すること)」と、年12回の「月次決算」です。日々の記帳は、①自社を守るための証拠づくり②経営者自身への報告(自己報告)── という2つの側面があります。月次決算とは、「経営者自身が、毎月の業績を翌月早々に把握でき、かつ、活用できる状態」を指します。そのためには、発生主義で正しく月次決算を行い、前月の取引にかかった費用/得た収益を正確に把握することが何よりも重要になります。
「経営」-お金の流れが一目瞭然 「キャッシュ・フロー計算書」を見てみよう!
会社の経営にとってキャッシュ(現金・預金)は、人間の体でいう血液に相当します。人が貧血になれば倒れてしまうように、会社のキャッシュが少なくなれば企業活動は停滞し、倒産という事態にもなりかねません。会社のキャッシュを増やすことは、経営を安定させ、将来への投資を自己資金で行えるなど経営の自由度が増すことにもつながります。自社のキャッシュ・フロー計算書を見ながら、あらためて最近の経営状況を思い返し、今期、来期の資金計画に活かしてみましょう。
「税務」-個人事業者のための 令和5年分消費税・所得税の確定申告の注意点
個人事業者の消費税や所得税の確定申告の時期になりました。免税事業者からインボイス発行事業者となった個人事業者は、今年から消費税の確定申告・納税も必要になります。その際、免税・課税事業者の期間を区分することが重要です。業種にかかわらず売上税額の一律2割を納税額とする特例措置(2割特例)を適用することも検討しましょう。
【お知らせ】
☆確定申告必要書類のご提出のお願い☆
今年も所得税の確定申告にあたり、必要書類のご提出をよろしくお願い致します。前年までに当事務所に確定申告をご依頼頂いている場合には、必要書類の一覧をお知らせする予定です。
寒い日が続いておりますが、体調など崩されてはおりませんでしょうか。
季節外れに気温が高い日などもあり、例年に比べますと体の芯まで冷える日というのは少ないような気もしておりますが、日々の食事は温かいものを食べ、暖かくしてご就寝なさってください。
趣味のお話をさせていただきます。
私は今現在、休日は趣味に興じることもなく、日々のんびりと過ごしております。
ただ、何かそれをしている時間はそのことだけを考えるような時間があればいいなとも考え、今までの自分の趣味を思い返してみました。
バイク・ギター・お酒のおつまみづくり・カラオケなど。
この趣味たちは「バイクは持っていない、賃貸でギターは近所迷惑、お酒は控えている、カラオケはもう声が出ない」といった理由から、なかなかもう一度趣味とするには難しいものがあります。
そこで最近、ぬか漬けに手を出してみようかなと思っています。
壺を買って、ぬか床を育てて、スーパーに並ぶお野菜を見るのも楽しく、漬物の完成も楽しみに日々混ぜる。今の自分のライフスタイルに合っている趣味なような気がします。
皆様、ぬか漬けの経験がおありであればぜひアドバイス等いただければ嬉しいです。
この趣味が継続し、次は「おいしいぬか漬けの作り方」など発信させていただけるようになれば良いのですが…
(土居 恭平)
「トピック」-2024年はこんな年! 世の中の動きをチェックしよう
2024年には、会社の経営に関わるさまざまな制度改正が予定されています。本編に経営に関わる主な制度改正が掲載されています。ご一読お願いいたします。
「経営」-黒字経営への道しるべ(第6回/最終回)
自社の「必要利益」をしっかり認識しよう
「経常利益」は、限界利益から固定費を引いた残りで、経営の総合的な成果、いわば社長の「最終成績」ともいえる数字です。経常利益がマイナスであれば、慢性的な資金不足を引き起こしかねません。安定した経営を継続するために、毎期、黒字化を目指していくことは非常に大事です。黒字決算を実現するには、「PDCAサイクル」と呼ばれる業績管理の実践が必要になります。PDCAサイクルの前提となるのが、正確な月次決算です。月次決算を行って変動損益計算書を確認していると、早期に課題を発見し、打ち手を検討することが可能になります。
「経営」-これから増える? 「ペポルインボイス」って何?
インボイス制度の開始後、PDFをはじめとした電子データによる「電子インボイス」を受け取っている会社も多いことでしょう。電子インボイスの一種で、世界各国はもちろん、日本でも現在導入が進んでいる「ペポルインボイス」。ペポルインボイスの送受信には、「ペポルサービスプロバイダー」に認定されている企業と契約を結ぶ必要があります。その点、TKCは、「ペポルサービスプロバイダー」に国内で初となるタイミングで認定されています。また、TKCのFXシリーズ・SXシリーズを利用している場合には、標準機能でペポルインボイスの送受信が可能です(送信機能は今後順次搭載予定)。ペポルインボイスの利用を検討されている場合は、当事務所にご相談ください。
【お知らせ】
謹賀新年
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、 何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年の期待と覚悟
明けましておめでとうございます。新しい年を迎えるたびに、期待と覚悟のようなものを抱きます。胸躍るような期待であったり、静かなゆったりした期待であったり、様々です。今年も、社会のこと、取引先のこと、自分自身のこと、色々なことに、年寄なりの覚悟をもって、挑戦してゆきます。よろしくお願いします。
(白石 功)
明けましておめでとうございます。昨年はインボイス対応やクラウド化対応等、多くの変化がありご負担をおかけ致しましたが、多くの皆様からご協力を頂きありがとうございました。今年は、コロナ明けということもあり新たな動きが活発になるかと思います。皆様のご発展、成長をしっかりとご支援できるよう頑張ってまいります。本年もどうぞよろしくお願い致します。
(白石 新)
明けましておめでとうございます。
昨年は常にバタバタとした1年だったと感じましたが、今年も新たなことにチャレンジしていく1年にしたいと思います。
2月には人生初の愛媛マラソンに挑戦します。完走目指して頑張ります。
(時岡 祐也)
明けましておめでとうございます
毎年新年を迎えるたびに身が引き締まる思いになりますが、今年はより一層、日々の環境や皆様とのご縁に改めて感謝の気持ちをもって、誠実にかつ楽しみながら今まで以上に実りのある一年にしたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(山本 高明)
あけましておめでとうございます。
今年も昨年に引き続き、失敗を恐れず楽しみながら、「新しいこと」「苦手なこと」にどんどんチャレンジして、視野や行動範囲を広げていきたいです。そして、自分自身も周りの人も笑顔にできる1年になればいいなと思います。今年も皆様のお役に立てるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(大石 里佳)
あけましておめでとうございます
昨年も皆様に支えられながら、さまざまな経験をさせていただいた1年でした。本年は昨年よりももっと、皆様のお力となれるよう業務に臨んでまいります。皆様にとっても良い1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
(土居 恭平)
あけましておめでとうございます
2023年は白石会計事務所のメンバーに加えていただき、実りの多い1年でした。学ぶべきことは山積みですが、一つずつ丁寧に、着実に成長していける2024年にしたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
(中村 友紀)
あけましておめでとうございます。
昨年は、チャレンジよりも目の前のことをこなすのに精一杯な1年間でした。今年もそんな予感はあるのですが、少し余裕のある楽しい1年にしたいと思います。まずは、朝の時間を作るために早起きから・・・。今年もよろしくお願いいたします。
(阿部 恭子)